こんにちは、ハタナカです。
皆様は「電子申告」という言葉はご存知でしょうか?
これは、インターネットを介して各種国税・地方税の申告
(一部納税も)を紙ではなく、電子書類ベースでやってしまう
制度です。
実は私、今年より税理士会桜井支部にて情報化担当委員を
引き受けていました。本来なら積極的に導入すべき立場です。
しかし残念ながらH19年の段階ではインフラ環境が十分で
なかったため、当事務所としては慎重に対応しておりました。
(理由1)市町村では電子申告未対応のため、一部書類は紙
に印刷しないといけない
(理由2)弥生会計の決算書は電子文書化できない(個人申
告を除く)
(理由3)電子申告利用の手続きが(呆れるほど)煩雑である
(理由4)国税庁配布の電子申告ソフトが非常に使いにくい
(理由5)認知度が低いので税務署以外の官公庁や金融機関へ
の提出の際、トラブルになる可能性がある(要するに
電子申告だと申告書受付印がないから、事情を知らな
い末端職員が受付拒否をする)
とまあ、税務署の言う「四方(世間・納税者・税理士・当局)
良し」とは言えない状況でした。
しかしながらようやく平成19年分個人確定申告から、(理由3)
の手続きが簡素化されました。
そこで、当事務所も次の所得税確定申告より電子申告システムを
本格導入(法人申告除く)することにいたします。
個人の方は平成19又は20年に電子申告を行うと5000円の税額控除
を受けることが可能(一定条件あり)です。
つきましては、個人確定申告を電子申告でやってみようという方
は返信メールをお願いいたします。
国税庁の詳しい説明はこちら
http://www.nta.go.jp/e-tax/index.html
※税理士代理申告の場合カードリーダーの購入は不要です
※5000円控除を受ける場合は電子署名番号が必要です
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