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事務所通信 平成17年12月16日

2005-12-16

こんばんは。ハタナカです。

今回はメルマガタイトルに違わない内容をご報告
したいと思います。

 昨夜のTVニュースおよび今朝の朝刊において
「自民党税制大綱」が発表されたことはご存知でし
ょうか?

 私も今日自民党HPからこれをダウンロードして
読んでみました。
http://www.jimin.jp/jimin/seisaku/2005/seisaku-018.html
 
 毎年12月後半に発表されるこの税制大綱は来年
の税制改正の内容をほぼ網羅しているものです。
 要するに春の国会でほぼ95%この通りに法案が
成立すると思ってください。
 正直ひっくり返るほどたまげました。

 増税です。庶民からお金持ちまでほぼ全員。
 
 この数年は富裕層が国外へ税逃避されることを恐れて
お金持ちに対しては減税の流れになっていたのに、
これはどーゆーことでしょう?

 以下、2回に分けて税目ごとに大幅なポイントを書きます。

1.個人にかかる所得税
 
 イ 税率の変更
  今まで所得税の税率は10~37%でしたが、H19年
 より5%~40%になります。

 ロ H18年より定率減税(計算された税額を原則一律20%引き)
 が全廃されます。

  両者を併せて考えると大抵の納税者にとっては増税
 になると思われます。

 ハ 地震保険料控除の創設
  損害保険料控除は15,000円しか控除できませんが、地震保険料
 は5万円まで控除できることになりました。 
 
2. 個人住民税
 イ 住民税は税率が一本になりました。庶民にとって
  はきつい改正です。 

 ロ 山林所得等の特殊計算の廃止(地方税
  植林から伐採まで時間のかかる山林所得、敷金収入等
 一時的に所得が過大になる臨時的収入については税率適
 用上軽減措置がありましたが、これが廃止になりました。

3.その他
 売買による移転登記のばあいの登録免許税が2倍に
 
 たばこ税増税

 酒税の改定(これは酒の種類によって増税も減税もあります)
 おおざっぱにみるとこの辺になります。
 でも一番ショックだったのは法人税の改正でした。
                 (つづく)  
  
  

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