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管理会計から財務会計へスムーズに連動する流れができていれば・・ |
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税理士・CFP |
畑中 成幸 |
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決算料が安くなる!決算資料の作成術 |
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第6講・現預金の内訳 |
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(1)記載事項 |
現金残高・預金残高 |
貸借対照表には、通常「現金及び預金」として表示されます。これでは、現金の内訳はもとよりどこの銀行にどんな預金形態で資金をプールしているのか分かりません。 |
この内訳書では、以下の明細を記載していきます。 |
金融機関名 銀行名及び支店名を記載します。 |
種類
当座預金、普通預金、定期預金、定期積金など預金種別を記載します。 |
現金、小口現金、未取り付けの小切手もその旨を記載します
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口座番号 銀行口座番号です |
期末現在高 決算日現在の残高 |
摘要は手形、小切手の入金・引出し日がずれたこと等により帳簿残高と実際残高が一致しない場合、その旨を記載します |
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(2)準備資料 |
現金関係は、現金出納帳や小切手の実際有高を確認し、最終ページを コピーしたものを会計事務所にお渡ししてください。 |
預金は重要な証拠ですので、小規模事業なら通帳自体をコピーし会計事務所にお渡しするケースが多いでしょう。 |
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中規模で経理がしっかりしている会社でしたら決算日後にまず、各取引先銀行へ行って残高証明書の発行を依頼してください。 |
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お気軽にご相談ください。 |
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アスカFPラボ(畑中税理士事務所) |
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