(1)業種別に分類してみる |
弥生会計が向いた業務、はこんな業種です。 |
一般の小売・卸売り商店 |
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飲食店・サービス業 |
です。 |
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一方不向きな業種はこんな業種です。 |
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これらの事業ですと、 |
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・勘定科目をはじめから登録しなおしが必要 |
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・企業会計の決算形式になっている |
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・工事台帳の機能がない |
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ことから、それぞれ専用のソフトを選択いただくのが良いでしょう。 |
ちなみに、業種対応ソフトでは、PCA・OBCあたりがメーカーとしてメジャーです。 |
上記のソフトハウスは一般の会計ソフトも販売して
いますので、サポートする会計事務所も比較的多いのではないでしょうか? |
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私は、PCA建設業を触ったことがありますが、PCA会計の操作経験があった
おかげでとっつきやすかったです。 |
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(2)取引規模で分類してみる |
弥生会計の一番の弱点は、分散入力が苦手であることです。弥生会計プロはLAN対応ではないので、同時入力には弥生会計ネットワークをお使いください。 |
ネットワーク型は複数の入力担当者を有する企業では必須です。ただし下位互換性はありませんのでご注意を。 |
仕訳受け入れ機能はついていますので、定期的に本支店データを合算処理する点については問題ありません。 |
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(3)財務会計と管理会計の連動を考える |
専用の販売管理システムを導入している場合、これと弥生会計を自動で仕訳生成させるのはコンバートプログラムが必要となり、難しいでしょう。 |
もっともこの点はどの会計ソフトも同様で、販売管理システムを導入する際、連動することを前提にソフトの選定をするべきです。 |
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一方、弥生販売とセットで弥生会計を導入するなら非常に効率的です。 |
弥生シリーズの最大の長所は、「データ加工がしやすい」点にあります。 |
会計データはMyDocumentフォルダにyayoiのサブフォルダを生成し、3会計期間をひとつのファイルとして格納されるため、データ管理も楽です。
上級者になると、EXCEL等のDBで仕訳データを作成して弥生にインポートすることも可能です。 |
また、「初心者にも分かりやすい」といえます。仕訳辞書や簡単入力機能は仕訳知識がなくても入力できます。(初期設定は大変ですが) |
もうひとつはやはり「値段が安い。」 |
ホームページ、ダイレクトで購入するのが正攻法ですが、ネットショップではかなりディスカウントされて売っています。でも違法コピーはいけません。 |
弥生会計06以降から、3期分のデーターをひとつのファイルで保存できるようになり、決算作業や経営分析等をする際使い勝手が大変向上しました。 |
弥生は、税理士業界でもユーザーが多いので、顧問税理士が使い方を教えてくれる場合には、あえてユーザーサポート契約をしなくても良いでしょう。 |