このセミナーは、弥生シリーズの最適活用をお伝えすることを主題としています。 |
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税理士・CFP |
畑中成幸 |
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会計ソフト「弥生シリーズ」のフル活用 |
第2講 弥生会計の機能を知っておく |
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(1)弥生会計には2種類の製品がある |
弥生会計にはプロフェッショナルとスタンダードの二つの製品があります。 |
価格はそれぞれ |
プロ=84,000円 スタンダード=42,000円 が定価となっています。 |
市場価格としてはプロが50,000円程度、スタンダードが30,000円程度で出ています。(2005年4月) |
スタンダードでは以下の機能が制限されています。 |
イ、部門管理 |
ロ、経営分析機能 |
ハ、資金繰り表 |
ニ、キャッシュフロー表 |
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従って選択は絶対プロフェッショナル版です。 |
経営遂行にあたり、資金繰りは試算表と同等に重要ですから、これを使えないスタンダード版はかなり問題ありなのです。 |
スタンダード版ですと資金繰り項目、キャッシュフロー項目の登録ができませんので、顧問の会計事務所でプロフェッショナルを使用していてもいちいち登録しなおさないときちんとした資金繰り表を弥生で出力するのは困難です。 |
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(2)弥生会計独自の機能はあるか |
特にありません。 |
弥生会計に備わる機能はおおよそ他社の製品にもついています。 |
ただ、いろんな面で特徴があります。 |
イ.ファイルサイズが小さい |
きちんと計算したわけではないですが、○○社のバックアップだとFD15枚分になるデータが弥生だと2〜3枚に収まる、というのが業務上感じた印象です。 |
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ロ.ファイルが1つにまとまる |
他社の会計データは、バックアップをとるとマスターやら過去数値、仕訳データなど、複数のファイルに分散されて保存されます。 |
OS上ファイルを管理するさい、結構不便を感じます。 |
これに対し、弥生会計はMyDocumentにYayoiフォルダを自動生成し、 ここに3会計期間1ファイルで保存するので、管理がしやすい。 |
顧問会計事務所にメール送信するのも簡単です。ただし、簡単ゆえセキュリティには要注意です。 |
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ハ.メニューがフレンドリー |
全くの初心者にとって、親しみやすい構成です。
ヘルプ機能も充実しており、仕訳アドバイザーといった勘定科目の解説までついていてこれが結構分かりやすい。 |
熟練者にとっては逆にうっとうしいと感じるむきもありますが、その場合はメニューを省略すればよいでしょう。 |
全体としての操作感は、個人的な印象ですが、素直でわかりやすいです。 |
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ニ.出力帳票はイマイチ |
印刷帳票の品質は正直ちょっと物足りません。ここはやはり専用機のものが綺麗で見やすいです。 |
EXCELに出力できる帳票も多いので一旦EXCELに吐き出してから体裁を整えるのもひとつの方法です。 |
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アスカFPラボ(畑中税理士事務所) |
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