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管理会計から財務会計へスムーズに連動する流れができていれば・・ |
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税理士・CFP |
畑中 成幸 |
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決算料が安くなる!決算資料の作成術 |
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第17講・役員報酬・人件費の内訳 |
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役員に対する報酬等について、法人税上税務判断のチェックが行われますので、きちんと作成する必要があります。 |
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(1)記載事項 |
役職名・担当業務 通常役職名で十分 |
氏名・住所・代表者との関係 代表者の親族であればその旨 |
常勤・非常勤の別 報酬月額に大きく関係します。社会通念に反しない程度に報酬に差をつけます |
報酬 年間(会計期間)の支払い総額 |
賞与 損金経理 役員ボーナスの額。使用人兼務役員の場合は内書の部分にも記入 |
利益処分 利益処分で「未払役員賞与」として処理した場合、未払金の内訳にも要記入 |
計 外書には、損金経理をした役員退職金の金額 |
人件費の内訳 役員報酬 役員報酬手当ての内訳の合計に一致します。 |
代表者の親族支給分はその右側にも記入 |
給与手当 事務員、バイトの金額です |
賃金手当 工場の従業員及び工場のバイトの金額です |
人件費の内訳にはボーナス分も算入します |
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(2)必要書類 |
通常損益計算書の科目ごとに集計できるので、期中の経理がきちんと科目別に処理されていれば、さほど作成に手間はかかりません。 |
使用人兼務役員、役員退職金については、経費で落とすためには税務上要件がありますので会計事務所に確認を取るようにしてください。 |
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お気軽にご相談ください。 |
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アスカFPラボ(畑中税理士事務所) |
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