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管理会計から財務会計へスムーズに連動する流れができていれば・・ |
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税理士・CFP |
畑中 成幸 |
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決算料が安くなる!決算資料の作成術 |
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第3講 どんな帳簿を作成するのがよいか |
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1、御社では、普段どんな会計資料をつくって
いますか? |
イ.振替伝票 |
ロ.現金出納帳と売上帳、仕入帳 |
ハ.領収書の束 |
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イ.振替伝票を会計事務所にお渡しされている場合、通常1〜1.5ヶ月後に試算表が作成されていることでしょう。 |
毎月伝票を渡しているのに試算表が年数回しか作成してくれない会計事務所は顧問料が安すぎるか、ダメ事務所かのどちらかですから検討が必要。 |
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ロ.出納帳などの補助元帳を毎月お渡しされている場合、
現金預金を介さない取引(割賦払い等)の把握に若干時間がかかりますが、出納帳の残高がしっかりしているのでしたら、月次処理もしてもらえるでしょう。 |
ただし、期中取引は発生主義(本来の会計処理)
ではなく、現金主義で処理され、決算整理として大幅な修正が入るケースが多いです。 |
会計事務所側で毎期の決算整理事項がきちんと把握されていることが大事です。 |
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ハ.帳簿を作成せず、領収書のみをお渡しされている場合、残念ですが、これでは正確な会計処理を行うことは困難です。 |
多くの場合、現金が不自然に多すぎたり、ぎゃくに残高がマイナスになってしまったりします。 |
帳簿を一切付けないというのは商法上問題がありますし、損益のバランス感覚を現場に感じていただく上でも難があります。 |
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2、会計ソフトを導入されている場合なら |
補助簿を付ける感覚でリアルタイムの試算表が作成されていきます。 |
経理能力に自信がないという場合でも、会計事務所はその訂正にエネルギーを集中できますから、結果的に適正な会計帳簿が出来上がります。 |
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お気軽にご相談ください。 |
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アスカFPラボ(畑中税理士事務所) |
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