このセミナーは、弥生シリーズの最適活用をお伝えすることを主題としています。 |
|
税理士・CFP |
畑中成幸 |
|
会計ソフト「弥生シリーズ」のフル活用 |
第5講 科目登録設定 |
使用科目を設定します。 |
|
|
ナビゲーターには「導入設定ウイザード」が用意されていますが、導入時の科目体系や試算表の全体像が掴みにくいので、利用しないほうがよいというのが私の印象です。 |
(1)科目の設定 |
会社の規模・業種にもよりますがやたらと科目を増やすのは考えものです。 |
イ.預金・売掛金・買掛金・手形は預金種別ごとに |
ロ.これらの科目には補助コード登録を適用して整理しておくと、月次の残高チェックがやりやすいでしょう。 |
ハ.他に補助科目を登録しておくと管理しやすい科目は以下のようなものがあります。 |
貸付金 未収金 仮払金 保険積立金 前払費用 繰延資産 |
未払金 仮受金 借入金 預り金 未払費用 |
受取利息 支払利息 雑収入 雑損失 |
|
|
(2)科目残高 |
2期目以降の事業者の方は、前決算時の決算書・試算表・内訳書を用意し、開始残高を金額を登録していきます。 |
期中導入の場合、試算表の月別損益を登録する必要があり、はっきり言って手間がかかります。 |
会計システム切り替えは期首にあわせて行うのが賢明です。 |
(マニュアルではP79「期中導入方法」参照してください) |
|
部門を採用されている場合には部門ごとに残高の登録が必要です。また、部門合計も別途登録する必要があります。 |
従って、 |
補助科目残高 → 部門別科目残高 → 科目残高 |
を順次矛盾のないように登録、チェックしてください。 |
|
(3)科目属性の登録 |
科目設定画面には以下の指定ができます |
・税区分 |
消費税区分を設定します。顧問税理士にチェックしてもらうのがよいでしょう |
|
・端数処理 |
消費税計算上1円未満の端数が出た場合の処理(四捨五入・切上・斬捨)を科目ごとに選択できます。 |
本来全取引をいずれかに統一すべきですので、消費税設定ウイザードで指定し、通常「指定しない」で問題ありません。 |
|
・非表示 |
現在使用している科目ではないが、事業が大きくなるにつれ必要となる科目と考えられるものについては、あえて科目を削除しないで「非表示」にチェックしておくと、伝票入力時に科目リストに載ってこないため入力がスムースです。 |
|
|
|
|
お気軽にご相談ください。 |
|
アスカFPラボ(畑中税理士事務所) |
|
|
HOMEへもどる |
|