会社組織を構築中の起業家、第二次創業を模索する二代目社長さん必見!セミナー

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アスカFPラボ(畑中税理士事務所)

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コストパフォーマンスに優れた会計ソフト「弥生」を採用と支援!

このセミナーは、弥生シリーズの最適活用をお伝えすることを主題としています。 

税理士・CFP

畑中成幸

会計ソフト「弥生シリーズ」のフル活用

第15講 資金繰り実績表の活用

 
 弥生会計に限らず、5万円以上の会計ソフトには大抵備わっている(弥生会計スタンダードには備わっていません。)
 これは問題だ(`´))機能ですが、案外利用度は低いようです。
T.理由は次の三つが考えられます。
1.新規勘定科目を設定登録する際、資金項目を登録しない。
 資金繰り実績表を出力するには各勘定科目に資金項目 (キャッシュを伴う取引であった場合、収支の分類)を登録しないと資金繰り実績表は正確に出力されません。
2.内訳明細が出ない
 資金繰り実績表は、残高試算表に対する元帳のように 各項目の明細を表示する機能がありません。ですから原因を把握する事が結構むずかしいのです。
3.仕訳の方法に問題がある
 資金繰り表を作成する上で、仕訳の形が複合取引( 諸口勘定が出る形)ですと売上や仕入に関する取引も「その他の経常収入」「その他の経常支出」に分類されてしまう恐れがあり、分析が正しくできなくなります。
U.資金繰り項目を設定する
拡張機能 → 資金繰り → 資金繰り項目設定
 ここで、使用する勘定科目全てについて資金繰り項目を登録していきます。項目を独自追加できるとありがたいのですが、それはできないので経常支出の把握についてはその集計要素を理解しておく必要があります。
例えば通信費は
発生主義により未払計上している場合 → 支払時に未払金支出
現金主義により費用処理している場合 → 支払時に諸経費支出に集計されます
V.仕訳は単純仕訳で
 資金繰り表、キャッシュフロー表を弥生会計で活用するには、仕訳はやはり単純仕訳で行うことが大事です。
 例えば給与支給の仕訳は、
[望ましい形]
(給与) 2,500,000   (普通預金) 2,500,000
(厚生費) 100,000   (普通預金)  100,000
(普通預金) 150,000   (預かり金)  150,000
[望ましくない形]
(給与) 2,500,000   (普通預金) 2,450,000
(厚生費) 100,000   (預かり金)    150,000
 望ましくない仕訳では、預金の相手勘定が複数存在し、資金繰り表の集計がすべて「その他の支出」になってしまいます。
 複合仕訳はコンピュータ会計には不向きということです。

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